心理学の種類

NLPトレーナーが主催するNLPセミナーや研修では、様々な分野の心理学について紹介されることもありますが、実際どのような種類の心理学があるのでしょう。

心理学といっても様々な分野があり、扱う内容や対象が違っています。基本的に心理学の分野は、「基礎心理学」と「応用心理学」の二つに大きく分けられます。

[基礎心理学]
基礎心理学はその名の通り、心理学の基礎や一般法則を研究する心理学です。一般的には以下のような分野に分けられます。

●社会心理学
●発達心理学
●異常心理学

発達心理学は、人間の生涯の観察から発達の法則を発見しようとする心理学です。さらに乳幼児心理学、児童心理学、青年心理学、老年心理学に細分化されます。また、知能の発達、人間関係の発達、感情の発達などの観点から研究する心理学もあります。

[応用心理学]
応用心理学は基礎心理学とは違い、社会集団の中にいる人間個々人にフォーカスする心理学です。基礎心理学で得られた法則や知識を実際の問題に役立てる心理学分野で、一般的には以下のような分野があります。

●臨床心理学
●教育心理学
●産業心理学
●犯罪心理学

臨床心理学は、悩みや問題を抱えた人をサポートする方法を考察する学問です。心理学的検査および診断や心理療法の領域を含み、他の心理学との関係が深いことが特徴です。心理療法の具体例としては、精神分析学、分析心理学、クライアント中心療法、行動療法、遊戯療法、催眠療法・自律訓練法など。