ものの見方・考え方を学ぶとメンタル面を改善できる

ものの見方一つで、見える世界が変わる。

人間は、どんな情報をインプットするかで反応が変わります。
つまり、頭の中に何をインプットするかで、思考・感情が変わります。

もしも、相手の心を満たしたければ、相手が喜ぶ言葉をつかいます。
もしも、相手を不安にしたいのなら、それにふさわしい言葉をつかいます。
つまり、どんな言葉が入ってくるかで見える世界、感じる世界が変わります。

ものの見方も一緒です。
一つのものの見方を知るだけで、見える世界が大きく変わります。
心理学とは一見違いますが、見える世界が変われば、心の状態が変わります。

つまり、ものの見方を知り、新しい可能性に気づくことで心の状態は変わります。
可能性に気づいた時、人の心や脳は活性化します。

例えば、NLP心理学では、セルフイメージやビリーフについて学びます。
今まで、頑張っても結果が出ない方、もがき続けて苦しんでいる方が、
セルフイメージやビリーフの考え方を知ると心の状態が変わります。

「セルフイメージにふさわしいことしか起こらない」
「制限を設けているビリーフがある」「成果を後押ししているビリーフがある」

そして、NLP心理学だけではありませんが、人の思考・行動のほとんどが無意識である。
という考え方です。

これらから、ビリーフ・セルフイメージに向き合うことで、人生が改善できる。
ということを学ぶことができます。それだけで、可能性が見えてきます。
それは、人間関係や健康などあらゆることに言えます。

一つのものの見方・考え方は人生を変えます。
NLP心理学では、人生全般をより良くするためのものの見方・考え方を学びます。
人生に向き合う時に、活用できる知恵はありがたいものです。

このような方法で、自分や他者を動機付けすることができます。

信頼関係を育むという視点でコミュニケーションを取る

コミュニケーションでもっとも大切なことは、心の距離です。
言い方を変えると信頼関係です。

NLP心理学では、信頼関係のことをラポールといい、
コミュニケーションの大前提として教えてくれます。

例えば、あなたが営業マンだとします。
NLP心理学の「ラポールを築くのが大前提」という考え方から見ると、
最初に行うのは商品・サービスの話をするのではなく、
信頼関係を築くための話・関わり方に集中します。

なぜならば、お互いの間にラポールができていない営業マンの話を
お客様は聞きたいと思いません。
(よほど魅力的な商品、ニーズにぴったり合う場合などは別です。)

ですから、まず最初にお互いの心の中にラポールを築くことを意識します。

そして、実はNLP心理学のラポールには段階があります。
段階とは、階段のように何段にもわかれています。
目にわ見えませんが、誰もがお感じになった経験があると思います。

例えば、ラポールを紐解くと、次のように分類することができます。

・お客様の心のなかで好感が生まれている。
・お客様の心のなかに親近感が生まれている。
・安心感が生まれている。
・信頼感が生まれている。
・深い信頼が生まれている。

などです。

信頼と深い信頼の間も曖昧です。
曖昧ですが、2つの間に多くの段階があることは想像つきます。
ここから何を受取れますか?

信頼関係は育むものです。

話しやすい人と、なんでも話せる人は違います。
NLP心理学でのラポールという言葉は、とても不快です。

レベル分けするなら、レベル3の信頼関係ならNOといわれるお願いも、
レベル10の信頼関係ならYESといわれるのです。

信頼関係は育めます。育むという視点にたった時、
あなたのコミュニケーション能力や関わり方が変化します。

自己重要感の育み方をご存知ですか?

人の気持ちは育むことができます。

ここでお話している「人の気持ち」とは、全てにおいて言えます。
マイナスの感情、プラスの感情、自信、不安、人間関係などにおける気持ちなど。
様々なことに言えます。

では、自己重要感を育むというテーマで見て行きましょう。
NLPや心理学では、自己重要感という言葉があります。
自己重要感とは、自分への価値を感じている、認めている状態です。
「自分のことを重要な人間だとして、認識できているかが大事です」

では、どうしたら自己重要感を高めることができるのでしょうか。
NLPや心理学では、「他者からの承認が必要」と教わります。
もちろん、自分で自分自身を承認することもできます。

ここでは、私たちが他者の自己重要感を高める、育む。
というテーマで一緒に学んでいきましょう。

もしも、誰かの自己重要感を高めるとしたらどうしますか。
NLPや心理学では、基本として褒める・認める・ねぎらうことを推奨しています。
しかし、一時的な自己重要感の高まりではなく、継続的なものにしたいのです。

そこで、気持ちの面で見ていきます。
自己重要感が高い状態というのはどのような気持ちの状態かということです。
・自分は大丈夫、必要な存在、価値を提供できているなど、手応えを感じています。

ではどうしたら、手応えを感じつづけることが出来るでしょうか。
それは、「気づいてもらう」ことです。

NLPや心理学で、褒める・認める・ねぎらうことについて教わりました。
この時に、相手が「自分にはこういういいところがあるんだ」という気づきです。
気づきは深めること、広げることができます。

深め・広げるには気づいてもらうしかありません。
気づけるように言葉をかけることが重要です。

気づきの積み重ねが、相手の心のなかに自己重要感を育みます。